Octopus's Garden

半歩先の生き方・働き方を考えるブログです。

先を読む力 書評「大局観」

最近、全然更新が出来ていませんね。

これでは年間50冊レビューするという目標が達成できそうにありません。

少しペースアップしていきましょう。

今回レビューするのは、羽生善治さんの「大局観」という本。

これの書評を書くのはちょっと迷いました。

というのも、「大局観」というタイトルが付いているものの、

中身を読んでみると、エッセイ集のようで、全体を通してのテーマがいまいちわからない内容でした。

大局観について語っているのは、おそらく数ページ。

しかしながら、永世名人まで上り詰めた羽生さんが普段から意識していることについて、率直に書かれていて、読み物として単純に面白かったです。

本書の中で、いくつか心にとどめておきたいなと思ったフレーズを紹介したいとおもいます。

選択肢が多いことは迷いにつながる

 人間、誰しも限られた人生を有益に使いたいと思うもの。やりたい事を上げて言ったらキリがないですね。やりたい事をすべてやるのではなく、まずは何をやらないか?やるべきでないか?を選ばなきゃいけないなあと思いました。

リスクを取らないことは最大のリスクである。

 そのとおりだと思います。ただし、リスクの大きさを見極められるようにならなければいけませんね。特に、日本人はリスクを過大評価しすぎだと思います。リスクを冷静に判断して、リスクを超えるリターンが期待できるのであれば、積極的にリスクを取っていくべきだと思います。

研鑽を積んだ物のみにある「直感」

 いくら知識では優ってる自身があっても、直感に関してはまだまだ上司には勝てないなあと思う局面がいくつもあります(だからこそ後輩は先輩を尊敬するのでしょう)。本書では感想戦の大切さについて書いてありましたが、自分のやった仕事を定期的に振り返って、反省することも大切なのですね。

「時代の先を読む眼」とは、表面的な出来事を見るのではなく、水面下で起きている様々な事象を注視することだと思っている。

 このフレーズが本書の核心でしょう。日常の仕事では、ついつい目の前の仕事ばかりに眼が行きがちで、ミクロの視点になってしまいがちです。

時代の先を読み、顧客の要望に応えるには、マクロの視点をもつ必要があります。

だからこそ、ドラッカーはプロフェッショナルは科学・歴史・政治・哲学など幅広い分野について関心をもち探求していくべきだと説いたのです。

 知識が専門分野にばかり偏らないように注意しなければなあと思いました。

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