Octopus's Garden

半歩先の生き方・働き方を考えるブログです。

二〇年代のレコードをマグネチックスピーカーで再生する理由

$Octopus's Garden~ぎーくな会計士のブログ-コーヒー

最近、家にある本をせっせと自炊しています。

本棚の奥に眠っていた文庫本たちが掘り起こされてきました。二〇歳位の頃に読んですごく印象に残っていた短篇集があったので、ついつい読み返してしまいました。

嶽本野ばらさんの「カフェー小品集」という作品。

一人の女性との思い出を一つの「カフェー」を舞台に描いたエッセイ風の短編小説集です。

そのなかで、阿佐ヶ谷にある「ヴィオロン」という名曲喫茶を舞台に、偶然と必然について書かれた作品「二〇年代のレコードをマグネチックスピーカーで再生する理由」という作品が一番印象に残っています。

SPレコードはの音というのは、たいていの場合、音質が悪くノイズもおおい物だと思っている方がおいと思います。

しかしそれは、SPレコードの時代、日本人はレコードを最悪の音響機材で効いていたためだといいます。いい機材でSPレコードを聴くと、ノイズなんてほとんど出ないそうです。

うちではその時代に録音されたレコードは、その時代の機材で再生するようにしています。その時代の音はその次代のパーツで忠実に製作した機材で聴かなければ、本当に聴いたことにはならない、意味が無いというのが私が音響に携わり出してから今にいたるまでに導き出した結論です。

必然というものは、アコースティックで録音されたレコードをマグネチックスピーカーで再生することだと思うんです。

あるべきものはあるべき場所になければ意味を持たない

ボクが今の監査法人に入社してから、すでに多くの同期がやめていきました。

他の人達から「ダメなやつ」という烙印をおされて、やむなくやめてしまった人もいたかもしれません。

今の職場で思うように力を発揮出来なくても、悲観することはありません。

そういう人は、古いSPレコードのように、再生する機材が見つからないだけかもしれません。

その人にとってのマグネチックスピーカーが見つかれば、最高の音色をノイズを上げずに聴かせることが可能なはずです。

ヴィオロンのホームページ

café et VIOLON

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