Octopus's Garden

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修了考査の対策について

$Octopus's Garden~ぎーくな会計士のブログ

先日のブログでも書きましたが、今年の1月に、日本公認会計士協会が主催する「修了考査」というものを受けてきました。

 試験の内容や勉強について、あまり思い出したくはないのですが、

来年受験する方のためにということで、記憶が鮮明なうちに感想や攻略法について簡単に書いていきたいと思います。

 まず、試験内容ですが、①会計に関する理論と実務②監査に関する理論と実務③税に関する理論と実務④経営に関する理論と実務⑤公認会計士に関係する法律及び職業倫理の5つから構成されています。

この中で、①、②、③は試験時間が3時間と長時間にわたる試験なので、体力勝負な面があります。

 以下、各科目の特徴と対策について書いていきます。

①会計実務

 総合問題1問と、会計に関する理論、仕訳問題が出題されます。

 試験のボリューム自体非常に重く、時間ないに解き終わることは困難です。

 今回は特にボリュームが多かったです。

・対策

【総合問題】

 答練を中心に総合問題をたくさん解くこと(ヤフオクとかで論文式対策の問題を買っても良いかもしれません。内容は論文式とほとんど変わりません)

【仕訳】

 修了考査対策講座の会計問題集をなんども繰り返し読むのが良いと思います(必ずしも解く必要は無いと思います)。

②監査実務

監査に関する実務的な問題や制度面の問題が出題されます。

・対策

【論述】

 3時間ほぼぶっ通しで書くことになるので、毎日一定時間は書く練習をしておいて方が良いです。試験中に腱鞘炎になったという話をいろいろなところで聞きました。

【実務問題】

 監査法人に務めている方は特段対策は必要無いのかなと思いました。

自分が担当する項目については、日頃から委員会報告を読んでおくといいと思います。

制度問題

 予備校のテキストがよくまとまっているので、答練やテキスト中心の学習になると思います。論文式とほぼ同じです。

③税務実務

出題範囲が若干違いますが、論文式とほぼ同じです。

・対策

【計算問題】

 論文式とほぼ同じです。計算問題集と答練を中心に学習を進めましょう。ただ、論文式の試験範囲からは外れている連結納税や組織再編税制の出題確率が高いので、早めに対策をしておくといいと思います。

 予備校のテキストには何故か相続税も載っています。一応ひと通りやってみましたが、出題可能性は低いでしょう。

【理論問題】

 答練で出題されたものを覚えておけば良いと思います。

それと、計算問題の税務調整を解いていくなかで、なぜこのような調整を行うのか?ということを考えながらやって行くと良いと思います。今回は特別控除と特別償却の違いについて同期との立ち話で話題にしていたことがまんま出題されたのでラッキーでした。

④経営実務

経営指標に関する基本的な問題と、ITに関する実務的な問題が出題されます。

・対策

【経営指標問題】

 あまり難しい問題は出題されません。予備校のテキストに乗っている経営指標を覚えておけば、ほぼ満点に近い答案を作れると思います。

【ITに関する問題】

 IT委員会報告3号を中心に出題されます。過去問を何年ぶんか解いておくのと、予備校のテキストで知識を整理しておくことが大事かと思います。今回は知識をいれるのに時間をかけすぎたため、過去問での演習を何回かやっておけばよかったなと思いました。

⑤職業倫理

公認会計士法と倫理規則を中心に出題されます。

・対策

 テキストと答練中心に知識を整理しておけば良いと思います。受験生時代のテキストが残っていれば、監査論の基本的な知識を一度整理しておくと良いと思います。

⑥その他

【予備校の講義について】

 予備校の講義は、たしかに分かりやすく解説してくれてはいるものの、ほとんどが受験生時代、または補習所での講義で一度は耳にしている情報なので、聞いていて退屈だし、得る物も少ないと思います。

 聞いておいたほうが良いという講義もこれといってありません。今から勉強を始めたいと思う方は、同じ監査法人の先輩等のつてを使って予備校のテキストや過去問を入手して学習を進めていくのがいいのかなと思います。

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