Octopus's Garden

半歩先の生き方・働き方を考えるブログです。

シロイワヤギという生き方

Mountain Goat, Wyoming 8803bfsg

最近、NHKの教養番組にはまっています。

先日みた「ダーウィンが来た」という番組に出ていた「シロイワヤギ」というヤギの生き方がとても面白かったので、ここで紹介してみたいと思います。

北アメリカ、ロッキー山脈。標高2000メートルの切り立った断崖にシロイワヤギがすんでいます。足をちょっとでも踏み外したら谷底へ真っ逆さまという崖を、勢いよく駆け下りたり、飛び跳ねたり、自由自在に動き回ることができます。

このシロイワヤギというヤギは、本当に断崖絶壁に住んでいます。そして、その体も断崖絶壁に住むのに最適化するように進化しています。

その秘密は、足のつま先にあるひづめ。V字のように大きく開いて岩のカドをはさみこみ、踏ん張ることができるからです。さらにかかとのあたりのも、2つのひづめがついていて、急斜面を駆け下りるとき、岩にひっかかってブレーキの役割をします。この4つの特殊なひづめで他の生きものたちが寄りつかない断崖をホームグラウンドとして独占しています。

面白いのは、このシロイワヤギがこのような断崖絶壁に暮らすようになった理由です。

シロイワヤギが崖にこだわる理由の一つは、山のふもとにいるライバルの存在。エルクやバイソンなど体の大きい草食動物がたくさん暮らしているため、えさ場をめぐる争いではかないません。さらに、夏の暑さが大の苦手で、むしろ残雪がある標高の高い崖の方が快適に過ごすことができます。その上、断崖にいれば、コヨーテやクマなどの肉食動物が侵入してくることも少ないのです。

シロイワヤギは、自分たちより体の大きな動物のいるふもとを避け、断崖絶壁で暮らすことで、自分たちだけの餌場を確保しているのです。さらに、捕食者達に囚われることも避けられるのです。

これってまさにブルーオーシャン戦略じゃないですか。

シロイワヤギは、勝ち目のない競争を避け、新しい餌場を求めた結果、自分たちだけの餌場を見つけました。そして、一見過酷に見えるその環境の中で、そこに自分達を最適化するように独自に進化していきました。そのおかげで、シロイワヤギ達は、ふもとの動物たちが激しい餌場あらそいをする中、崖の上でのほほんと生きて行くことができるようになったのです。

ニッチな市場に自分を最適化することで競争の少ない環境で仕事をしていく。そんなシロイワヤギみたいな生き方もいいなーと思ったのでした。

↓こちらも面白いです。

常軌を逸したレベル…ヤギの断崖絶壁を登る能力に驚いた

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