Octopus's Garden

半歩先の生き方・働き方を考えるブログです。

スーツとプレゼンと小惑星B612

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今日は、会計士協会の準会員会で「プレゼンテーションZEN」の著者である、ガーレイノルズさんを講師に招いてプレゼンの講義を行っているらしいです。

本研修会は、将来の公認会計士業界を担う若手に対し、世界で活躍する上で重要な、英語によるプレゼンテーション能力の向上を目的としています。レイノルズ氏は米国Apple本社でWorldwide User Group RelationsのManagerとして数々のプレゼンテーションの実績を有し、著書「Presentation ZEN」は米国アマゾン・ドット・コム「Best Of 2008」ビジネス書部門 Customer Favorites 分野でベストセラーとなりました。そこで、会員に対し世界で普遍的に生かせるプレゼンテーション能力をご教示頂きます。

 ~英語とプレゼンテーションスキルを高める研修会~Amazonベストセラー「プレゼンテーションZEN」著者に学ぶ~

ボクも行きたかったのですが、都合が合わず残念ながら出席できませんでした。

社会人になってからは、人前で話す機会がそこそこあったせいか、人前で話すことに対してはそれなりに「慣れ」ました。でも、プレゼンスキルに関しては…ってかんじです。

プレゼンが上手な人って憧れます。

プレゼンって話の内容だけじゃなく、話し方(声の大きさや速さ、抑揚、言葉遣いなど)や態度(姿勢や視線、ジェスチャーなど)によっても聞き手の受け取り方が変わってしまったりしますよね。

討論なんかだと、話の内容じゃなくてプレゼン能力の巧拙が聴衆の判断を決定付けたりすることもしばしばあります。

こういう時にボクはいつも、「星の王子様」に出てくる天文学者の話を思い出して、

「おとなの人っていつもそうだ」と思ってしまうのです。

前にも、1909年に、望遠鏡をのぞいていたトルコの星博士が、その星を見つけている。

 それで、世界星博士会議、というところで、見つけたことをきちんと発表したんだけど、身につけている服のせいで、信じてもらえなかった。大人の人って、いつもこんなふうだ。

 でも、小惑星B612は運がよくて、そのときのいちばん偉い人が、みんなにヨーロッパ風の服を着ないと死けいだぞ、というおふれを出した。1920年にその人は、お上品なめしもので、発表をやりなおした。するとこんどは、どこもだれもがうんうんとうなずいた。

 ~青空文庫あのときの王子くん

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民族衣装だとだれも話を聞かないけれども、スーツをきたらみんなが話を聞きました、という話です。

話の内容じゃなくて、印象で判断していることって多いと思いませんか?

もちろん、ボクはプレゼンがうまい人とか、プレゼンの技術を否定したいわけじゃありません。

むしろ、プレゼンの技術が高い人は憧れるし、尊敬します。

ただ一方で、自分が聴き手に回ったときは、印象ではなく、話の内容をしっかり吟味して判断するように心がけています。

最近は日本の政策に関して、いろいろと大きな動きがありますが、「一見して良さそうなもの」「大衆受けしそうなもの」で決まっている気がしてなりません。

政治家の方たちには、表層的なことばかりでなく、もっと「深い」議論をしてもらいたいなと思います。