Octopus's Garden

半歩先の生き方・働き方を考えるブログです。

不正を防止するには

「不正」というのは、監査を行っていく上で常に付きまとってくる言葉で、通常の「監査」の中では不正を見つけたり、防止したりするのは世間の人が考えているより難しいことです。

監査は時間的・経済的な制約のもとで行なわなければならないので、すべての伝票を一つ一つ丁寧にチェックしていくのではなく、科目ごとの重要性とかを考慮しながら分析だとかサンプリングだとかを駆使して監査を行うからです。

実際に監査法人が「不正」を発見したという例はあまり聞かないし、大規模な不正事例をみると、大抵監査法人が適正意見をつけていたりします。

でも、監査法人が不正を見つけられなかったとなると、世間様からは袋叩きに会います。世間の人からすれば、監査人の「監査の限界」なんて「監査人の論理」は知ったこっちゃ無いからです。

不正の起こる要因として挙げられるのが不正のトライアングルってやつで、以下の3つに大別されます。

1.不正を行うための      「動機・プレッシャー」があること

2.不正を行うことができる   「機会」が存在すること

3.不正を行うことが本人にとって「正当化」できること

監査をやっていると、不正を行う「機会」にばかり目がいきがちな気がします。

でも、不正をする人って、不正を行う「機会」を潰したとしても、手を変え品を変えいろんな手口を駆使するだろうから、単にその「機会」を潰すだけでは結局イタチごっこになってしまうんですよね。んで、社内の規定はガチガチになって働きづらくなっちゃうって落ち。

最近思ったのは、不正を防止:発見するには、「動機・プレッシャー」とか、「正当化」する要因とかにもっと着目していく必要があるんだろうなってことです。