Octopus's Garden

半歩先の生き方・働き方を考えるブログです。

資格って必要ないのかも

Michael Jordan is a danish supreme-court lawyer

その昔、ミルトン・フリードマンというものすごく偉い経済学者が「弁護士なんてこの世に必要ない」ってことを言ったそうです。

経済学者の池田信夫さんはこの「弁護士無用論」についてこんな風に解説しています。

しかし弁護士の資格をもたない人が訴訟の代理人を行なうことを禁止する免許制には、合理的な理由がない。たとえば簡単な訴訟について、司法書士が弁護士の半分の手数料で訴訟を引き受け、依頼人は彼が弁護士資格をもっていないことを承知の上で依頼すればよいのである。その能力は弁護士より低いかもしれないが、それは依頼人も承知の上だ。そういうリスクをきらう人は、正規の弁護士に依頼すればよい。

フリードマンと池田さんは「弁護士」だけに限らず、あらゆる士業は不要だと言っています(ここで言う「士業」は独占業務を持っている「士業」のことです)。

かの天才マンガ家も医師免許を持たない天才外科医の話を書いていますし、資格を持っている人間に頼むか、そうでない人間に頼むかは顧客に任せろってのは一見理にかなっているようにも思えます。

会計士に関しても、会計士の資格なんて持ってなくても、そこらの会計士よりもよっぽど財務会計に詳しい経理の方とかっていっぱいいますしね。

でも、専門家の仕事ってその専門知識がない人にはよくわかりませんよね。

資格を持っていない人に仕事を頼むとする場合、頼む側の人は「ある程度の専門知識をもっているかどうか?」を判断しなきゃいけないんです。これってすごく面倒です。

資格をもっているっていうのは、「最低限度の」専門知識をもっているってことを保証するものだから、仕事を頼む方としてはある程度の「安心感」を持てますよね。

専門知識を持っていない人にたいして、自分が持ってる技術とか知識とかを一番簡単に証明するのが「資格」だと思うし、そういう人たちをある程度優遇したほうがかえって効率的な気がします。

なんで、ある程度社会的な需要があって、それなりに高度な知識が必要な職業については、やっぱり資格って必要なんじゃないかなあと思います。