Octopus's Garden

半歩先の生き方・働き方を考えるブログです。

オリンパスと監査法人

やはり。といった感じですが、オリンパスの例の企業買収は過去の損失隠しに使っていたようですね。

 オリンパスは8日、問題になっている過去の企業買収で支払った多額の報酬や買収資金が、同社の証券投資の損失を解消するために使われていたと発表した。同日の取締役会で森久志取締役副社長執行役員を副社長執行役員から解職すると決議した。

現時点では、どのような手口を使ったのか詳細にはわかっていませんが、経営陣が絡んだ不正で有ることは間違いなさそうです。

監査法人がこの不正に積極的に関与していたということは無いと思いますが、

どうして見抜けなかったのか?ということに対する責任追及はあると思います。もちろん、2009年度まで監査を行なっていたあずさ監査法人、それ以降の監査を行った、新日本監査法人ともにです。

前にも書きましたが、監査をやって決算書類に◯をしたからといって、すべて100%チェックしているという訳ではありません。

特に、今回のように経営陣が積極的に不正に関与しているような場合には、発見するのはかなり困難になってきます。

監査を行なっていたチームも「まさかオリンパスが?」という気持ちだと思います。

まだ、不正の詳細な実態がわかっていませんが、

こういう大きな取引について、「これは合理的な経済取引なのか?会社の事業運営に必要なのか?」とかって視点を持って監査をしていれば、破格のアドバイザリー費用とか、高額な買収価格とかってのに対して「怪しい」と思えたはずです。

少なくとも、ロボットみたいに手続書とかマニュアルとかを埋めていく監査をやっているとこういう不正は見ぬくことができないんだろうなと思います。

監査をする時にも、そういうビジネスセンスみたいなものがすごく大事だなーと最近よく思います。