Octopus's Garden

半歩先の生き方・働き方を考えるブログです。

簿記の勉強と占い師

昔、簿記の勉強をしていた時、練習問題だったか、過去問だったかは忘れましたが、占い師の登場する問題が出てきたことがありました。

確か、こんな問題。

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あなたは社長で、新規事業の投資を行おうか検討しています。

新規事業が成功する確率は50%で、成功すれば全部で10億円のお金を得る事ができます。

新規事業が失敗する確立は50%で、失敗した場合には、全部で5億円が会社から流出します。

新規投資をするにあたって、100%あたるという噂の占い師に相談することを検討しています。

さて、この占い師への報酬がいくら未満であれば、占い師に相談すべきでしょうか?

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簿記の勉強で占い師が登場するなんておかしいですよね。

で、この問題の正解は2.5億円になります。

解答方法は以下の通りです。

まず、占いをしない場合の期待値は

10億x50%-5億x50%=2.5億円となります。

占いをしてもらった場合に、失敗すると出たときは新規事業を行わないという選択をすることになるので、期待値は

10億x50%+0x50%=5億円

となります。

なので、占いをしない場合の期待値2.5億円と、占いをした場合の期待値5億円の差額2.5億円が占い師に払ってもいい金額になります。

何だかめんどくさい計算が登場してしまいましたが、

この問題からわかる事は、占いが価値をもつ場合というのは、

①一定の確率で当たることができて、

②何らかのの意思決定に役立てる場合、

ということです。

逆にいうと、一定の確率で当たる占いがあるとしても、何らかのの意思決定に役立てるものでなければ、どのみち価値がないって事です。

「あなたの未来はこうなる」とか「牡牛座のあなたの運勢は」系の占いには(それが的中するとしても)価値を見出すのは難しいですね。