Octopus's Garden

半歩先の生き方・働き方を考えるブログです。

ゆるーく生きたい

churip 02

「自分の市場価値を高めなさい」「市場価値を高めるためにはこういうスキルを身につけなさい」

流行りの啓発本の類には、よくこういう言葉が出てきます。もちろん、たくさん稼ぎたいのであれば時間当たりに稼ぐ金額を高める必要があるので、この言葉は間違っていません。

会計士のような専門家の業務も、価格競争が激しくなってきています。特に、監査のような伝統的な業務ほど価格競争になりがちです。

市場価格は需要と供給の関係で決まりますが、監査の場合には供給を行える人材が大勢いるため、市場価格はどうしても低くなります。

じゃあ、市場価値の下がったスキルではなく、もっと価値の高いフレッシュなスキルを身につけるべきなのでしょうか?

答えは半分正解で半分不正解です。

半分正解というのは、短期的に見れば、そのほうが市場価値を高めることができるからです。半分不正解なのは、その「フレッシュなスキル」というのもいずれは競争過多に陥ることが予想されるからです。

思うに、自分のスキルを「市場価値」と考えて、専門分野を追求するだけでは遅かれ早かれ激しい競争に飲み込まれることになるでしょう。

逆説的ですが、高い「市場価値」を保つためには、「市場価値」とは離れた立ち位置にいなければならないのだと思います。そのための唯一の方法は「唯一無二の存在になる」ということです。つまり、自分だけしかできない仕事を持つなど、特異な存在になる必要があるということです。

とはいえ、この「特異な存在」というのは日本で唯一とか世界で唯一である必要は無いでしょう。ある地域の中で、とかある業界の中で、もっと言うと組織の中でというものでも十分なのかなと思います。

自分の市場価値とか一生気にしながら生きるよりも変人と思われつつも独自の道を生きる人生の方が楽しそうですよね。いわば個人の「ブルーオーシャン戦略」です。

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