Octopus's Garden

半歩先の生き方・働き方を考えるブログです。

2012年1月に読んだ本とその感想など

以前も書きましたが、最近はブクログというウェブサービスを使って読んだ本を管理しています。

それで、読み終わった本については、なるべく読み終わった直後に感想などを記録するようにしています。

レビューといってもメモ書きみたいなものですが、せっかくレビューを書いているので月に一回、このブログの読者の皆さんにも紹介したいと思います。

逃亡生活が詳細に書かれていて、なかなか興味深い。文章はけしてうまいとは言えないが、読みにくさ感じない。市橋達也という人物は、図書館でサバイバルの知識をしいれたり、逃亡生活中も語学の学習をするなど几帳面な一面も持ちながら、鼻の形を変えようと自分で鼻を縫い付けるなど、衝動的に行動してしまう幼稚さを持った人間なのだと感じた。

行動経済学を生活の中で生かす方法について書かれていた。報酬が高すぎるとかえってモチベーションが下がる。自作したものの価値を過大評価しがち、自分で考えたアイデアは過大評価しがちなどなど、興味深い事例が満載だった。

会計監査人のための租税法に関する実務書。今までありそうでなかったコンセプトの本です。

第一章の「会計監査人が税を理解するための出発点」では、会計と税務の考え方の違いを中心に、会計監査人が陥りがちな税務に関する誤解についていて、その視点が新鮮だった。

会計士が実務で遭遇するであろう税法について網羅しつつ、税効果会計、開示と言った税金に関する会計処理を解説しているので、税に関する会計についての理解について非常に有用な書籍だと言える。

その他、過年度遡及修正・IFRSに関する税務についても、非常にわかりやすい解説がされている。

税の知識に自信のない会計士は、まず本書を通読する事をオススメしたい。

この本に書いてあった、ゴダール式読書術という方法は役に立ちそう。曰く、本は全部読む必要なくて、20~30ページも読めば十分なのだとか。確かに一冊の本のうち、ホントに必要な情報ってほんの少しだけなので、全部読む必要なんてまったくない。美味しいとこだけいただいて、さっさと次の本に行くのが賢い本の読み方。

この本のテーマは、はPMPホルダーが集まった飲み会での、「ショッカーはなぜ世界制服できなかったのだろうか」という議論から始まったらしい。

その他にも、シャアアズナブルのプロマネスキルは赤点レベルか?など、アニメの世界をプロジェクトマネジメントの見地から大真面目に検討しているのが面白い。

マンガで人気のタイプのリーダーって、だいたいプロマネスキルが低いんじゃないかと思えてきた。同じように、人気の武将たちもプロマネ的には赤点な人が多いんじゃないかな?

アービンジャー インスティチュート
大和書房
発売日:2006-10-19

小さな箱、というのは他人との間の心壁のようなもの。自分の小さな箱に閉じこもる事で、自分を正当化しようとする。箱に閉じこもる原因は自分の感情に嘘をついてしまう事にある。ものごとをありのままに見る事を心がけること、相手を人として見ること。自分がはこの中から脱出する方法、箱の中に閉じこもった相手との接し方について対話形式で解説してある。

正直、みに覚えのある事ばかりで耳が痛かった。なるべくはこの外側にいられるよう気をつけようと思った。

和洋問わず、料理が安くて美味しい事など、札幌の魅力が紹介されていて、札幌に、行きたくなった。

また、歴史がないから伝統に憧れる。という考察は興味深かった。

本田宗一郎と共に、本田技研を世界的企業に育て上げた藤沢武雄市の自伝。技術者である本だとの対象的な人柄が面白い。印象に残ったのは、他人のふんどしで相撲をとるのではなく、松明を自分の手でもって進むということをホンダはずっとやってきたという言葉。

リーマンショックの直前には、アメリカの企業収益の4割が金融業が得ていたという事実は笑劇的だった。

今や、メガバンクは大きすぎて潰せないというのが常態化している。著者のいうように、大手銀行を解体するべきなのかもと思った。

私たちができる対抗手段はメガバンクから預金を引き上げること。

印象に残ったのは、個人向け金融、ボウイ債。教育の現場を学校ではなく家にするという考え方。

基本的には、佐々木俊尚氏の本に書かれている「ノマド」的な考えと大差ない。これからはこういったフリーエージェント的な生き方をする人が増えてくるのだと思う。