Octopus's Garden

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会計士試験受験生の疑問にお答えします。会計士はやりがいのある仕事か?

 先日、twitter公認会計士試験の勉強をしている受験生から、公認会計士という仕事について質問を受けたのですが、twitterでは140字という字数制限があり、質問に対して充分に答えられなかったなと思ったので、ブログに書きます。ご質問の内容は、3点ほど。私に質問のある方は、お気軽にtwitterにメンションを飛ばしてきてください。twitterアカウントは @takkkuya84です。

①監査法人での仕事はやりがいがあるか?

②監査法人の仕事にはどんな人が向いているか?

③高給で社会的地位も高い公認会計士の仕事をやめてしまう人が多いのはなぜか?

以下、3つの質問について、一つずつ答えていきます。

 

①監査法人での仕事はやりがいがあるか?

 監査法人での仕事はやりがいがあると思います。確かに、監査法人での仕事は地味な仕事が多いですが、資本市場を支える、社会になくてはなくてはならない仕事ですので、社会にとって、非常に重要な役割を果たしているという点でやりがいを感じます。また、経験を積み、知識量を増やすほどに専門家として、クライアントに役立てるようになるので、自己研鑚に励むモチベーションも保ち易いです。

 それともう一点、やりがいとは違いますが、監査法人での仕事というのは、監査を受ける会社の隅から隅まで見ることが出来るので、いろいろんな会社に行って、工場を見せてもらったり、経理などの管理系の人ばかりではなく、生産から営業など、様々な立場の人から話しを聞くのは、単純に楽しいです。

②監査法人の仕事にはどんな人が向いているカ?

 監査法人では、いろいろなタイプの人が活躍していますし、「(自分にあった)こういう仕事がやりたいです」といえば、わりと希望が通り易い組織ですので、どういう人が向いているのか?というのは難しい質問です。ただ、知識を商売道具にする仕事ですので、勉強が好きじゃないという人は向いていないのではないかと思います。

③高給で社会的地位も高い公認会計士の仕事をやめてしまう人が多いのはなぜか?

 公認会計士が「高給で、社会的地位が高い」というのは若干誤解があるかなと思います。独立して成功した人は、普通のサラリーマンでは到底及ばないほど稼いでいますし、監査法人でパートナーまで登りつめれば、実績次第で給料は青天井です。一方で監査法人の一職員として勤務した場合、それほどの給料がもらえるわけではありません。私の今の給料だと、同世代と比較しても、総合商社や金融機関に入った人には遠く及びません。

 また、「公認会計士の仕事をやめる人が多い」ということですが、確かに、多くの会計士試験合格者が最初に就職する監査法人では、入社して数年後に退色するという人は多いです。ただ、公認会計士の仕事自体をやめるわけではなく、公認会計士の資格を保有したまま、コンサル会社や事業会社に転職する人、独立する事がほとんどです。

 中には、会費が高く、CPEの単位習得が大変なため、業務に直接必要なければ登録をやめてしまう人も少数ですが、いるようです。有名どころでは、経済評論家の勝間和代さんが、2011年に公認会計士を廃業しています。

勝間和代氏の会計士廃業を「さおだけ屋」著者残念がる - Ameba News [アメーバニュース]

 

 

 

会計士試験の受験生にかぎらず、会計士の仕事などにご質問がある方は、ご気軽にどうぞ。質問をいただければ、私もブログネタがひとつできてwin-winです。

 

本当にわかる公認会計士の仕事

本当にわかる公認会計士の仕事

  • 作者:武田 雄治,平林 亮子
  • 出版社:日本実業出版社
  • 発売日: 2011-09-08