Octopus's Garden

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連結財務諸表は、ますます経済的単一体説に…

 今年の9月に、「企業結合に関する会計基準」が改正されました。

 今回の改正により、「少数株主持分」は「非支配持分」に、「当期純利益」は「親会社に帰属する当期純利益」、「少数株主損益調整前当期純利益」は「当期純利益」にとややこしい変更になります。

 これは、「親会社説」の考え方を採用している日本基準を「経済的単一体説」を採用しているIFRSに近づけるための改正のようです。「親会社説」とは、連結財務諸表は親会社の株主のために作成されるべきであるという考え方で、「経済的単一体説」とは連結財務諸表は、連結会社すべての株主のために作成されるべきであるという考え方です。

 日本基準は、親会社説をベースとしながらも随所に経済的単一体説の考え方を取り入れてきました。今回の改正により、ベースは親会社説にありながらも、主要なパーツは経済的単一体説によるといういびつな構造になってきたような気がします…

なお、今回の改正は、平成27年4月1日以後開始する連結会計年度の期初から適用されます。