Octopus's Garden

半歩先の生き方・働き方を考えるブログです。

最近の会計専門職の求人動向 2014

 会計専門職の方々にとっての繁忙期も終わって来た頃ですね。

   前職では、6月になると1週間位有給を取って海外旅行に行く人が多かったものですが、転職を考えているようであれば、比較的手の空きやすい、今のうちから動くことをオススメします。

 

 今回は、繁忙期が終わり、転職を考えている会計士のために、最近の会計専門職の求人動向について書いていきます。
 

全体的なトレンド

 
 全体的なトレンドとしては、景気が上昇してきたおかげで、事業会社・コンサル・監査法人のいずれでも、会計専門職に対する需要は増えてきています。
 一方で、供給側はそれほど増えていないため、どの業界でも人手不足感があるのではないかと思います。
 

事業会社の会計士採用の2大潮流

 事業会社経理で働こうと思った時に、昔から多いのが外資系企業の経理です。以前からUSCPACPAを積極的に採用していて、日本の公認会計士のスキルに対する評価は高いです。
 さらに、景気の回復を受けて日本市場に力を入れようとしているためか、求人は増えてきています。
   語学力があり、監査法人でそれなりに経験がある会計士にとって、ハードルは高くないかと思います。
 もう一つの流れが、IPOを目指すベンチャー企業での採用です。こちらもIPO市場が活発になってきたところ、本格的に上場を目指す企業が増え、求人が増加しています
 

中小監査法人からBig4という新しい動き

 最近顕著なのが、今まではそれほどなかった、中小監査法人からBig4に転職するという流れです。
 実際に中にいたからわかるのですが、会計士試験合格者という人材の供給量は減る一方で、離職率は相変わらず高く、Big4はどこも人手不足です。
    これを機会に中小監査法人からBig4にうつるという人が増えてきているようです。
    中小から、大手監査法人への転職は、シニア、マネジャーで同じ職位でスライドできれば、年収アップも期待できます。
 また、その後のキャリアを考えても、一度Big4で何年か働くというのは価値のあることだと思います。
   事業会社、特に外資系企業ではBig4出身者への評価は高いですし、独立した後も、Big4出身者という肩書は信頼されやすいようです。
 実際、求人票の応募条件にBIg4出身者と明記しているところはたくさんあります。
 

税理士法人、その他コンサル

 税理士法人FAS、その他の会計関係のコンサルも求人を多く出しています。

 いままでは経験者のみを募集していたようなところでも、別業種からの未経験者を多く採用しているようです。興味がある人は、こういう環境をうまく利用して挑戦してみてもいいかもしれませんね。

海外の会計コンサル

 アジア圏で日系企業を相手にしている会計系コンサルという仕事もあります。
   数年前に香港の会計コンサルに入った同期がいましたが、だいぶ羽振りのいい生活をしているようです。
   意外と監査法人からこういうところに行く人は一定数いるようです。
 顧客は日系企業なので、英語はできたほうがいいのかもしれないが、基本的に語学力は求められないようです。
 

求人トレンドのキャッチアップ

 トレンドをつかむのには、ビズリーチ、リンクトイン、といったあたりのサイトがオススメです。
 登録すると、転職エージェンたちからスカウトがバンバン来ます。
   2つのサイトの特徴として、ビズリーチは、国内コンサル・監査法人ベンチャー企業の求人が多く、LinkedInは外資やグローバル企業のアジア拠点(シンガポールなど)という違いがあります。
    転職を考えていない人でも、どういう人材にニーズがあるのか? を知るために、とりあえず登録しておく、というのもありですね。
 

今後のトレンドと人材動向についての予想

    今後高まりそうなニーズとしては、自民党の「日本再生ビジョン」を受けて、IFRSに強い人材のニーズが高まると思われます。
   また、人材市場はしばらくは売り手市場が続くと思われます。
    今の仕事とは別のことに挑戦したいという方は、こういう環境の時に動いておくのがベターかと思います。

 

 

 

会計士・税理士の転職マニュアル

会計士・税理士の転職マニュアル