Octopus's Garden

半歩先の生き方・働き方を考えるブログです。

日本企業と従業員不正の不偏の構図

最近、粉飾決算 (1974年)という、すごーく昔に書かれた本を読みました。

この本では、実際にあった、戦後の日本企業の粉飾決算を分析しているのですが、興味深かったのは、アメリカ企業と対比した時に、日本の企業は経営者が主導する経営者不正に比べて、従業員が主体的に行う不正である、従業員不正が多いという記述です。
曰く、アメリカ企業は、
大企業であれば、職務分掌(セグリゲーション)が徹底されているため、そもそも従業員が不正を働く機会が少ない。
また、人材の流動性が高く、会社に対する忠誠心が高くないため、日本の企業のように「会社のため」という感情が少なく、不正を正当化する理由がない。
さらに、粉飾に巻き込まれそうになった場合、自分にとってメリットにならなければ、最悪実刑を食らうというリスクのみを背負うため、不正に加担する動機も生じにくい。不正に巻き込まれそうになったら、さっさと他の会社に転職してしまう。

というものでした。日本の場合はこの真逆ですね。

今も40年前も、今も変わらない構図ですね。