Octopus's Garden

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我が社も東京オリンピックまでにはIFRSを適用します!

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photo by sburke2478

上場企業は、2015年3月期以降の期末決算短信からから「会計基準選択の考え方」という開示を求められることになっています。

 

企業が作成する決算書類は、日本の会計基準又は、国際会計基準IFRS)、米国会計基準の3つから選択適用できる中、どうして会計基準をその会計基準を選んだのかを説明するというのが趣旨です。

「将来的にはIFRSを採用しますよ~」と表明する会社も多くある一方、国内での活動がメインの会社では、「IFRS適用するメリットが少ないから、これからも日本基準を採用します」というのが多数でした。

そんな中、少しユニークな開示だったのが、「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの開示です。

以下、王将フードサービス決算短信(2015年3月期末)から引用。

日本の会計基準は、国際的な会計基準とのコンバージェンスの結果、高品質かつ国際的に遜色のないものとなっており、欧州からは国際会計基準と同等との評価を受けております。当社グループの利害関係者は国内が多く、海外からの資金調達の必要性が現時点ではありませんので当社グループの会計基準につきましては日本基準を適用し続けてまいりました。しかしながら、今後は海外への出店や共存共栄を基盤としたM&Aの検討、2020年東京オリンピック開催が控えており、将来的な当社グループのステークホルダーの皆様の便益を勘案すると、資本市場における財務情報の国際的な比較可能性の向上は必須であると考えており、国際会計基準を将来的に適用する方針を決定しておりますが適用時期は未定であります。現時点では国際会計基準の知識習得、日本基準とのギャップ分析、導入における影響度調査等の取組みを実施しており、2020年東京オリンピック開催までに適用したいと考えております。

IFRS適用を示唆している開示のなかで、目標とする時期が一番先となっています。

影響調査までは実施しているようなので、もっと早く適用できそうな気もしますが、当面、必要性がないから適用を見送っているということでしょう。

オリンピックの会場が東京に選ばれたとき、多くの人が、「2020年までに...できたらいいな」と、いろいろな目標を立てた思います。

企業がIFRS適用を目標する期限として、「オリンピックの年」を選ぶというのも、一つの「区切りの年」としてはわかりやすくて良いかもしれませんね。