Octopus's Garden

半歩先の生き方・働き方を考えるブログです。

粉飾に巻き込まれそうになったらどうすべきか?

 

 

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photo by Erlend Aasland

東芝の「不適切会計」に関する第三者委員会によると、東芝では、経営トップの指示のもと、末端の担当者に至るまで粉飾に関与していたことが明らかになりました。

 

 

このような状況は、会社員として働いている限り、けして他人事ではありません。
いつ何時、自分が会社の不正行為に巻き込まれるかはわからないのです。

不正に巻き込まれそうになったら

まず、大原則として、上司の命令だとしても、不正には絶対に加担すべきではありません。
 

不正に関わって、得することはない

不正が発覚し、その後、業績が傾いた場合、真っ先に首を切られるのは不正に関わった人間です。
その後、転職活動を行うにしても、転職先から転職元に照会が来れば、不正に関わった事実は、転職先にも知られてしまいます。他に多数の候補者がいる中で、不正に関わった人物を採用とする会社はほとんどないでしょうね。
長い目で見て、不正に関わって得することは絶対にありません。

会社のためにはならない

日本企業の不正の特徴として、「会社のために」行われる不正が多いという特徴があります。
しかしながら、不正が発覚した時、今回、東芝が連日叩かれているように、会社のブランドは大きく毀損されます。
結局のところ、不正を行うことは、会社のためにならないばかりか、会社の名誉を大きく傷つけることになるのです。
 

不正はいつかは発覚する。

一番大事な点は、不正、特に会計不正というのはいつか発覚するということです。
利益を多く見せるには、2つの方法しか有りません。売上を多く見せるか、あるいは費用を少なく見せるかです。
そのためには、資産の金額を大きく見せるか、あるいは負債の金額を小さく見せる必要があります。
実態より大きくなった資産、実態より小さくなった負債というのは、 いつかは財務諸表に明らかな形で現れてきます。
また、東芝のケースのように、内部からの通報で不正が発覚するケースもあります。
繰り返しますが、会計不正というのは、いつか発覚するのです。
東芝で不正を始めた人も、金額が今のように巨大になり、大事になることは想像していなかったでしょう。
不正の先には、このような悲惨な未来しか待っていません。これは、宇宙の真理と言ってもいいでしょう。

不正に巻き込まれそうになったらどうすべきか

自分の会社が不正を行っている、行おうとしている場合に取りうる手段の一つとして、関係省庁への内部通報という方法が考えられます。
今回、東芝の不正が発覚したのも、内部通報によるものだと言われています。
粉飾等の場合ですと、証券等規制委員会に通報することになり、
上のリンク先にある連絡先に、電話、メール、郵便などで通報を行うことができます。
こちらから通報を行った場合、公益通報者保護法という制度によって、企業が、通報を行ったことにより雇用上の不利な扱いをすることが禁止されています。
自分の働いている会社が不正を行っていたいることがわかった場合、安易にそれに加わるのではなく、外部機関への通報など、自分の身の安全を確保しつつ、正しいことをしましょう。結局のところ、それが一番リスクを少なくする方法なのです。