Octopus's Garden

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2016年、個人的に注目している「IFRS関連株」

年始めということもあり、書店にいくと、なんとかマネーのような雑誌では、2016年の注目株のような特集が組まれているのをよく見かけます。

2016 株 私が買う120銘柄 (エスカルゴムック 317)

2016 株 私が買う120銘柄 (エスカルゴムック 317)

 

  

今年は、金融とITなどのテクノロジーを融合させた、「フィンテック」や実用化が着々と進む人工知能「AI」などが特に注目が高いようですね。

 

世間的には、いまいち認知度が低いのですが、私がいる会計の業界では、「IFRS」に関する需要が非常に強くなっています。

IFRSは、国を問わず世界中で採用されている会計基準なんですが、日本の上場企業でも、会計基準として日本の会計基準ではなく、IFRSを採用する企業が増えてきています。

現在、会計基準としてIFRSを採用している会社は100社程度ですが、すでにIFRSを採用すると表明している会社を合わせると200社程度、さらに採用準備中まで合わせると400社などと言われています。

www.takurin.com

株式投資という目線でも、会計基準が変わるということは、投資先を選ぶ時の目安となる指標がかわるということなので、それなりに関心が高いことかと思います。

ただ、今回の記事では、IFRSを採用する側ではなくて、IFRS採用を支援する会社に着目してみたいと思います。

IFRSブームで恩恵を受ける企業

 

前提として、IFRS導入を支援する会社は、大手・中堅監査法人や上場企業の決算支援を行う会計事務所などが中心で、実は上場会社でIFRSの恩恵を受ける会社はそれほど多くないかと思います。

そういった中で、IFRS導入で恩恵を受けそうな上場企業を3社ほどピックアップしてみました。

宝印刷【7921】

 

stocks.finance.yahoo.co.jp

 上場企業のディスクロージャー支援をメインに行う会社。

IFRS適用が広がれば、上場企業が開示する情報も増えるため、ディスクロージャー支援の需要も増えるはず。

 会計士や経理業務経験者を中心とした職業紹介事業も始めたらしく、こちらも当面は売り上げ増が見込めそうです。

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プロネクサス【7893】

 

stocks.finance.yahoo.co.jp

宝印刷と同様に上場企業のディスクロージャー支援がメインの会社。

宝印刷と比べると、電子開示用システムに強みを持ちます。

IFRS適用が広がれば、上場企業が開示する情報も増えるため、こちらもディスクロージャー支援の需要も増えるはず。

上場企業の有価証券報告書の開示は、宝印刷プロネクサスの2社でほぼ独占しているため、2社ともに恩恵を受けるんじゃないかと思います。

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アバント【3836】

stocks.finance.yahoo.co.jp

 

 アバントは連結会計システムでシェアNo.1を誇る「DIVA」の開発・ライセンス販売・導入コンサルがメイン事業

IFRSの適用は連結のみで行われるため、連結会計システムの需要が当分の間強くなりそうです。

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