Octopus's Garden

半歩先の生き方・働き方を考えるブログです。

疲弊する監査業界について思う

監査法人を退職してから、そろそろ2年が経とうとしています。
 
時が経つのって早いですね。
 
監査法人で同期だった人たちも、大体マネジャーとかになっていて、監査法人でも責任のある立場となってきました。
 
そんな彼らと話していて、感じるのは、監査の現場がますます疲弊しているということです。
 

監査の現場が疲弊しているのは、不正対応手続きなど、なにか問題が起きるたびに規制を強化し、形式的な手続きが増えていることが原因の一つと考えられています。


「監査」という枠組みの中では、どこまでしっかりと手続きをしても、不正を100パーセント発見することなど不可能です。
 
また、規制を強化するのであれば、手続きが増えるので、当然コスト増になるので、監査報酬は増えなければならないはずだが、今のところそういう議論は起きていいません。
 
監査の合格点のラインと、世間が監査に期待する水準のギャップ(期待ギャップ)の問題は昔から言われていますが、規制を強化したとしても監査の水準が大きく向上するとは思えません。
 
むしろ、できないものはできないと、監査の限界というものをもっとアピールして、世間からの期待水準を下げることを努力したほうがいいんじゃないかななんてことを思いました。
 
そうしないと、どんなに手の込んだ不正をされたとしても、それを見抜けない監査法人は無能だなんてことを言われ続けてしまうんじゃないかなと思います。